銀河高原ビール 小麦のビール

本日ご紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!

銀河高原ビール 小麦のビール
です。

銀河高原ビール 小麦のビール

「オーストラリアビールガイド」と銘打ったこのブログ、本日も日本のビール紹介になってしまいました(テヘ)。
しかし今回のビールは私が大好きなビールメーカー。銀河高原ビールさんですよ。
銀河高原ビールさんのビールはどれをとってもそれはそれは美味しいのですが、今回は「小麦のビール」の紹介。

その前に銀河高原ビールさんの紹介からしてみましょう。
まぁ私なんかがこんなブログで紹介するより正直公式サイトまたはwikipediaさんを見ていただいたほうが早いのでしょうけどとりあえず。
銀河高原ビールさんは1996年、岩手県和賀郡というところで創業を開始。
ちょうどその頃は日本全国地ビールの大ブーム、もしくは地ビールバブルとでもいったほうが正しいでしょうか、に湧いていた時代。
酒税法の改正によりビールの最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルへ変更されたため小さな醸造所そしてそれに付随する居酒屋(と言うよりはおシャレなカフェスタイルのお店が多かったように思われる)やホテル、その他観名所化された施設等が乱立した時代でした。
その後いっきにブームは去り多くの地ビールメーカーや工場が閉鎖や縮小。

今回紹介する銀河高原ビールさんも以前には全国4箇所にビール工場を持つまでに事業を拡大していったのですが結局このブームの終了とともに工場を縮小。現在残っているのは岩手県和賀郡沢内村の沢内醸造所のみ。
それでも地ビールとしての知名度は全国レベルで生産量も相当なもの。
また、コアなファンが多数みえるでしょうから今後も元気に頑張ってくれることまちがいなし!
拡大はあっても縮小は絶対ない!(僕の希望です)

と僕自身も思い入れの強いこちらのビール。
ドイツからブラウマイスター(ビールづくりの職人さんのこと)を招きビールづくりに挑戦。また醸造の為のマシンもドイツ製のものを購入。ドイツの法令に則ったビールづくりを展開、麦芽はドイツ産、ホップもドイツ産、水は雪豪地帯で上質な岩手県の水を使用。
徹底的に品質にこだわり上面発酵で仕上げるビールは日本の大手メーカーのビールとは全く違う仕上がりとなっている。
ところで銀河高原ビールさんといえばオフィシャルホームページでも公言している通りベンチマークとなっているビールは「ヴァイツェン」。
ですが、今回紹介するのは「小麦のビール」。で行きます。たまたまこちらを入手したのでこちらになったまでです(笑)。

「ヴァイツェン」は熱処理をしておらず取り扱いはチルドの配送、保存もチルドが基本ですがこちらの「小麦のビール」は瞬間低温熱処理が施されており、一般的にお店で売られている缶ビールのように常温での保存も可能になっております。

では小麦のビール。見て行きましょう。

外見。美しいブルーメタリックに下部のゴールドカラー。飲む前からテンション上がります。

銀河高原ビール 小麦のビール

注意書き。濁っていることが特徴だよ的なことが書かれております。「天然水仕立て」のフォントが可愛いなぁもぅ。

銀河高原ビール 小麦のビール

原材料は麦芽ホップのみ。副原料は無し。アルコール度数は5%。
ちょっぴり汗をかいてきたビール缶。「冷たいうちに私を飲んで。」という声が聞こえてきそう。

銀河高原ビール 小麦のビール

缶のプルトップはこんな感じ。一般的なトップです。

銀河高原ビール 小麦のビール

ビールを注いでみました。良い泡です。完全に透き通っていない濁り具合が更にテンションを上げる。
濁りはうまみだ!

銀河高原ビール 小麦のビール

このにごり感伝わりますでしょうか。

銀河高原ビール 小麦のビール

さてそれでは。。。
飲みます。
おっと飲む前にグラスを口に当てただけで立ち上る香り。や、ヤバい。。。。
めっさいいにおぃ~~~~。
これやっぱ小麦の香りなのでしょうか。ベイクドトースト的甘さを軸に実に複雑な香り。
っていうか、ダメ。匂いだけ嗅いでおられない。
とにかく飲みたい、え~い。飲む。

グビっ!
あーーーー。うまい。
スイマセン、多分これってゆっくり味わう系のビールなんでしょうけど止まりません。
普段は余りやらないけどグラスに入っている分一気にグビーっと飲むっ!!!!
めっちゃ美味い。

もー、香りがどーの味がどーのとかうんちく的説明は今回は抜きにします。
とにかく美味い。

ただ1つだけ、僕なりに感じることをお伝えさせて下さい。
よく海外の上面発酵ビールを取り上げ「日本のビールとは全然違う。」「日本のビールはフルーティーさがない。」「日本のビールはコクがない。」「日本のビールにくらべ、、、、」「なぜにほんのビールは、、、」
と言う評価を聞きますし、ブログなどでもそんな記事を目にします。

これもどこでも言われていることでしょうからビール好きな人はもちろん知っているでしょうけど、
日本のビールはほぼ全てが下面発酵で作られるビール(ラガー)のピルスナースタイル。
それにくらべ今回紹介する小麦のビールもそうですが上面発酵でつくられるビールはエールと呼ばれそもそも作り方も違うしもっと言うと、というかこれは個人的な思いというか見解なのだが、
違う飲み物である!
といってもよくないですか?
なので一般的な日本のビールと海外(のみならず日本国内でつくられたものでもですが)のエールを比べてどうこう言うのはアレかもしれませんね。

話を戻しましてやはりエールはどちらかと言うと喉越しスッキリでグバグバ飲む日本のビールに比べるとゆっくりと味や香りを楽しみながら飲むのが合っているように思いますね。
あ、上で香りや味についての説明、今回は抜きと言っていますが僕が感じる味を1つ伝えさせて下さい。
これは上品なバニラアイスクリームの味です!
みなさんはどんな感想を持たれましたかぁ~。

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