オーストラリアビールガイドのブログ。
本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!!
黄桜の地ビール「幕末の風雲児」シリーズ、アルト、ケルシュ、蔵のかほりの3本です。
(サ●エさんの予告編みたい(笑))
本日もオーストラリアのビールからは離れ、日本のビールの紹介で行きたいと思います。
2012年11月某日
京都には用事で度々出かける私管理人のビール太郎でありますがそのたびにちょこちょこっとお店に寄っては地ビールを探すもののこれといって見つかりませんでした。
本日こそは!と勇んで再び京都に出かけるのでした。
とりあえず清水寺辺り。
通りのお店にはビールは売っていませんでした。
とやってきたのここ(最初から来い)カッパのマークでお馴染みの黄桜(株)さん直営のカッパカントリー。
こちらは京都府京都市伏見区、京都駅から南へ約6kmの場所にあり、カッパ売店、黄桜ギャラリー、河童資料館など黄桜さんの魅力が余すとこなく紹介されたブースや売店、そして併設のレストランではおいしいごはんや素敵なお酒も頂けるというまさに呑兵衛には特に黄桜さんのファンにはたまらない場所。
とてもひっそりとした素敵な所にあります。
その売店の中にあるひときわ目立ったコーナー
オープンタイプの冷蔵庫には様々な地ビールやお酒が飲み頃に冷えて皆様をお待ちかね。
その中の幕末の風雲児というシリーズの中でアルト、ケルシュ、蔵のかほりの3本がセットになった幕末龍馬ビールセットをゲット!
家に持ち帰り後日ゆっくりと味わうことに。
購入した3本とも栓抜き不要プルトップタイプのキャップを使用。
Kizakuraに河童のマークが可愛い。
この赤褐色とでも言ようか、非常に深い色合いが印象的だ。とても美しい。またビールには若干の濁りがあり、それがまたたまらなく良い。
やさしく柔らかい甘み、ガッツンとくるというよりは全体的にとてもマイルド。
非常にやさしい。苦味も強くなくスムースである。まさにスイスイという言葉が良く合う。しかしながらアルト特有の香ばしさはしっかり感じることが出来る。
ほのかな柑橘系爽やかさも見逃せない
マジでウマイ!
アルコール度数は5%。
次にケルシュ。
こちらも程よい濁りがある。
色合いはアルトに比べてかなりペールカラー。
こちらはまたかわってワイルドだなぁというのが第一印象。
苦味は強くなくドライフィニッシュ。男性的味。香りや甘みはそれほど強くなくしかしながら爽やかさ加減は伺える。
ビール本来の旨みが生きている。そんな感じでしょうか。
こちらのアルコール度数も5%。
このビールの最大の特徴はなんと清酒酵母を使用して醸造したということ。
かすかに香る清酒的なすっきり系アロマ。ビールと日本酒のコラボーレーションはまさに黄桜さんのみに許された禁断の醸造方法ではないでしょうか。
ふくよかで柔らかい麦芽的甘み。豊かなコク。非常に上品につくられているということがよく伝わります。
水にもこだわっているというのがよく分かるほど透明感のある味わい。
最高です!
こちらのビールのアルコール度数は4%。
今回試した3本ともいずれもクセがなく非常に飲みやすいビールでした。
地ビールというとどちらかと言うと個性が強いビールが多いと思いますが今回の黄桜さんのビールはいい意味で強すぎない個性、しかししっかりとした特徴が出ている。
そんな印象を受けました。
次回京都に行く際は是非とも黄桜さんの他のシリーズのビールを購入してみたいと思います。
黄桜さん。素敵なビールをありがとう!
これからも黄桜さん。やっぱり黄桜さん!