本日ご紹介致しますビールはこちら。
ジャガジャン!
銀河高原ビール、ヴァイツェンです。
このブログ内で銀河高原ビールさんを紹介させていただくのは2度めになります。
前回はこちらで「銀河高原ビール小麦のビール」について紹介致しました。
本日は「ヴァイツェン」になります。
銀河高原ビールさんについては前回紹介したページや銀河高原ビールさんそのもののウェブサイト(http://www.gingakogenbeer.com/)に詳しく書いてあるのでそちらを参照していただくと致しまして、本日は主にビールそのものに焦点を当てて紹介していきます。
まずヴァイツェン、これの定義からいきます。
そもそもヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」を意味するそうで、その名の通り南ドイツ地方でつくられたものが発祥となります。
原材料に小麦麦芽を50%以上使い上面発酵にて醸造されたもの。
白ビールとよばれるビールの中の1種類(スタイル)になります。
非常にフルーティーな香りと味を持ち白ビールの名の通り白濁しているのが特徴。
私管理人ビール太郎は濁ったビールに弱くこのヴァイツェンにも間違いなくやられてしまうだろうと容易に想像ができてしまいます。
そもそもオーストラリアでは小麦のビールと呼ばれるものはあるもののヴァイツェンは一般的ではないため私ビール太郎も普段あまり飲まない種類のビールなのでした。
さて前回銀河高原ビールさんの小麦のビールを紹介させていただきましたが、その「小麦のビール」と今回の「ヴァイツェン」違いは熱処理がされずに酵母がそのまま缶に詰められたものが「ヴァイツェン」、フラッシュパストライザーという瞬間低温熱処理が施されたものが「小麦のビール」とされるそうです。
今回のヴァイツェン、熱処理がされていないということは時間が経つとまた味わいが変わってくるのでしょうか。。。
等と、考えつつ前置きはこれくらいにしてそれでは銀河高原ビールさんのヴァイツェン。いってみましょう!
銀河高原ビール、ヴァイツェンの文字が光ります。生きている酵母入り。さすが非加熱処理ビールだ。
原材料は大麦麦芽、小麦麦芽、ホップのみ。副原料は一切なしだ。
酵母が沈殿していることがあるそうだ。
さすがは濁ったビール。むしろ好ましいゼィ!
注いでみた。かなりの濁りに白濁感。たまらない。
上で述べた通り、見た目は前回紹介の「小麦のビール」にはやりよく似ている。
パインジュースっぽくもある。
めちゃくちゃ早く飲みたい。
はやる気持ちを抑えて上から泡も撮影。めちゃくちゃきめ細かい。すごいなぁ。
それでは。試飲に移りますが、まずは香りから。
「クンクン、、、、。」
「!!!?」
もう一回。。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
まぁ~~。。。
さすがにこれはヤバいでしょ。いい年なのに若者言葉でスミマセン、ボキャブラリー不足なもので。。。
もう一度。。。
「これはヤバイ!」
匂いを分析しますと、パッションフルーツ、カシス、マンゴー、バナナ、ハチミツ、洋ナシ、白ワイン、そして更に飴玉にべっこう飴等の砂糖を煮詰めてコクを出したアメの匂い。
なんと言いましょうか「キュン」とそして「ツキン!」くる切ない香り、これは表現として間違えていると思うのですが、本当にいい意味で取って欲しいのですけど有機溶剤のような、これをめちゃくちゃいい方向へ持っていった、なんて言うんだろ、遠くに上向きの矢印が↑↑↑↑↑↑とこんなかんじで向いている。
とにかく複雑。ホント、私のボキャブラリーでは表現しきれません。
言うなればこれは宇宙だ。それくらいすごい。そんな感じです。
香りをかぐだけでこのレベル。飲んだらどうなるのか。
えーい。飲みたい。飲む。
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を抜く音)。」
「!!!?!」
うわぁーーーー!!!
こぅきたかぁ~。いやー。マジでやられた。
いい意味で期待を裏切られたー。
こっち系か~、そうか、そういうことかぁ~~~。
というのが感想。(わからんって、、、。)
香りからして「コッテリコッテリコテコテコー♪」
(きゃりーぱみゅぱみゅ、つけまつけるの最初の歌詞「つけまつけま つけまつける」の音程にあわせて)
を想像していました。なんて言うんだろ、もぉ~ギトギトのコク深く、一口飲んであぁ~濃っうぇ~よ~これぇ~。的な。
しかし実はかなりサッパリ系。めちゃくちゃ飲みやすい。しかもこれがこのビールにめっちゃあう。
超絶に深い香りに、スッキリと爽やかな味わい。ものすごく不思議なビール。
でもこのビールはまさにこうあるべき。生産者様が狙ってこの味に仕上げてきたそんな思いがプンプン伝わります。
サッパリですので一気に飲みきってしまうことも可能。
その逆で若干ぬるめの温度で冬にゆっくりいとおしむように飲むことも出来る。
まさに自分のスタイルにあわせて飲むことが出来る。
そんなビールです。
炭酸は少なめでピリピリとしたフィーリングはそれほどありません。
また苦味も抑えめで最後に語りかける、そっと苦味を置きました、そんな感じ。
酸味とまではいかないまでもごくわずか「キュン」と引っかかる切なさがあります。
飲み口はめちゃくちゃなめらかで絹を思わせる優しがある。
これを歌で表現すると絶対これというのがありました。
「恋(いと)しさと せつなさと 心強さと」
です。
こんなにも素晴らしいビールが普通に手に入る時代と、銀河高原ビールさんに感謝です。
飲むほどにウマイ。
毎日飲みたい。
ありがとう、銀河高原ビールさん。
これからも銀河高原ビールさん!
最後に一言!!
このビール、バナナの味が最高にいいです。