オーストラリアビールガイドのブログ
本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!!
サントリー ザ・プレミアムモルツ コクのブレンド VS サッポロビール 琥珀ヱビスです。
秋シリーズ三部作といたしまして秋限定のビール紹介をやっておりますが、今回はその第三弾。
ついにこのシーリーズも終わりを迎えることになりました。
今回は秋限定の最終戦にふさわしくプレミアムビール対決、ズバリ「プレモル赤 VS エビス赤」です。
どちらもこの時期のみの限定販売。
プレミアム・モルツ赤は正式名称の「コクのブレンド」が示す通り、プレミアム・モルツとプレミアム・モルツ<黒>をブレンドしたもの。
そもそも私、プレモルの黒があることを最近迄知りませんでした。通常のスッキリしたプレモルとコク豊かな黒が融合。スッキリながらも深みのある味わいが楽しめそうです。
琥珀ヱビスはもともとの品質高いヱビスに対し麦芽を増量。さらにクリスタル麦芽を含むロースト麦芽の割合を増やし香りとコクを引き立てる。ロースト麦芽によりあの美しい琥珀色が実現されたというもの。
さぁ、こんなうんちくはどうでもいい。うまいかうまくないのかさっさとがぶ飲みしようじゃないか。
ん~~。
見事なまでに色の違いが出ますね。
プレモルコクのブレンドの黒系もかっこいいが、琥珀エビスのアンバーカラーとでもいいましょうか、それもまた美しいです。
泡はどちらも滑らかでクリーミーと言いたい所、私の注ぎ方が下手で不味そうに見えます。ごめんなさい。
香りはというと、
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
なるほど。それほどガッツリ立ち昇る事はなく優しくそれでいて黒系のスッキリしたプレモルな香り。
口に含まなければわからんなぁということで飲みます。
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
んんんーーーー。
めっちゃうまい!!!
プレモルの黒を飲んだことが無いのでイカンのですが。
通常のプレモルをもっと深くし、かつ麦芽の甘みをしっかり出した感じ。
苦味はそれほど強くないが香ばしく仕上げた。
この甘味や香ばしさは黒からくるものでしょう。
しっかりとした味わいにガツンとくる飲みごたえがある。
それでいて、通常のプレモルのすっきり感もある。
(プレモルノーマルをスッキリというかどうかというのは人によって別れると思いますが)
スーパードライよりもこっち系のビールが好きな私は思わずグビグビとすぐに飲みきってしまいたいところをぐっと抑え、引き続き琥珀ヱビスに。
(写真。すいません、ピンボケすぎ、、、、。)
ではまずは香りから。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
ほほぉ~。
こちらもガッツリと立ち上るというわけではありませんが、スッキリホップの香りの奥から香ばしさが、、、優しくかおると申しましょうか。やや薄め?と感じてしまうかもしれませんが、いいやこれは優し香り、そう、サトルセント(subtle scent)なのだ!
よし、飲もう。。。
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
んんんーーーー。
やっぱうまい!!!
バランスが凄く良い。全体的にまとまっていてコク、爽やかさ、ロースト系の甘み、香ばしさ、苦味、それぞれが絶妙の主張をしてくる。
苦味やや強めか。これは私の好みではあるが。
全体としてめちゃくちゃコク深いとまとめてしまいがちだが非常に複雑な旨味が絡まっていると言えよう。
プレモルとヱビスではヱビスの方がやや酸味が有り、すっきり感が強い感じ。
ヱビスはまったり系。
しかしどちらも同じように美味しく、どちらか一方だけを選ぶことなんて出来ません。
ビールは平等なのです(笑)。
2つの違いを感じ取ろうと交互にだらだらと飲んでいたらあっという間に飲みつくし、お酒の弱い私はあっという間に酔っ払ってしまったのでした。
(だらしなさが出ている)
結論、プレミアム赤ビール対決はどちらもうまい!
ありがとうザ・プレミアムモルツコクのブレンドと琥珀ヱビス!
これからもザ・プレミアムモルツコクのブレンドと琥珀ヱビス!