CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

オーストラリアビールガイドのブログ。
本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!!
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)です。

CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

最近ようやく私自身にエンジンがかかってまいりましてブログの更新も調子に乗ってまいりました。
本当はすんげー暗闇な部分を抱えているのですが、、、。ってどうでもいいかそんなことは。

本日は久々のオーストラリビールの紹介!
カールトンドラフトです。いっき~ます!!

カールトンドラフトはオーストラリアの2大ビールメーカーのうちの1つ、フォスターズグループが所有する国内最大のビール醸造所、Carlton & United Breweries(カールトン・アンド・ユナイテッドブルワリーズ)にて作られるビールで、同醸造所ではビクトリアビターの次にフィーチャされているラガータイプの製品である。
ちなみにビクトリアビター、通称VB(ブイビー)はオーストラリアでもっとも長く国内シェア1位を獲得したビール。
(現在のシェアNo1は、XXXX Gold(フォーエックスゴールド)という製品に奪われてしまいました。(がその後VBはシェアNo1復活を果たしてます。))

ブイビーはこのブログ内でも紹介をさせて頂いておりますし、またカールトンアンドユナイテッドブルワリーズやその親会社のフォスターズグループに関しては公式サイトのオーストラリアビールガイドの「オーストラリアのビールメーカー」のページあたりを参考にしていただきたいと思います。
それから堅苦しい説明もオーストラリアビールガイドの「カールトンドラフト」でされております。良かったら参考にして下さいましっと。。

で、話を戻しますとこのカールトンドラフトもオーストラリア国内ではかなりのシェアを誇りまして超!が付くほど有名、庶民の生活の一部になっている程誰もが愛する逸品となっております。
ムリにでも日本のビールに置き換えますとブイビーがスーパードライ、このカールトンドラフトは、どうだろ、キリンのラガーくらいに相当しますでしょうか。難しいですが、、。まぁ、それくらい有名ということで。
もう少し詳しく言うと、このビールはどちらかと言うとオーストラリア西海岸ニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州で特に有名でして、実は西側の州では少しだけ知名度が落ちたりします。オーストラリア広いですもんね。

それではどうでもいい話はこれくらいと致しまして、こちらのビールの魅力をその外観から迫っていきましょう。
(早く飲みたい)

カールトンドラフト、メインラベル。
非常に落ち着いたこげ茶色をバックにCARLTON DRAUGHTの文字。力強いですね。
2匹の馬はイギリス・スコットランド・ラナーク地方原産のクライズデール種という馬だそうです。
1864年からこのビール製造が開始されたということもわかります。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

裏側は特にラベルは無し。スッキリとしています。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

首周り。ラベルにはうんちくなどほとんど書かれておらず、少々記載があるだけ。
これもうんちくと言うよりは、オフィシャルな記述という感じ。
ビールグラスの絵に1.4と表記があるがこれはスタンダードドリンクというもの。
見えるところに記載がありませんが、アルコール度数は4.6%
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

上から見るとこんな感じ。
シンボルキャラクターである2匹クライズデールが印刷されています。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

透かしてみるとこんな感じ。
あぁ、飲みたい。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

それではグラスに注いでいきたいと思います。。
コポコポコポ~~~っと。
我々が通常日本で飲むビールより濃い目の色合い。深めのゴールド。
泡は想像以上にしっかりとそしてキメが非常に細かい。
オーストラリアにありがちなケミカル感を残す泡とは違いました。
液体を立ち上る泡は通常のビールと同じくらいの印象。そこそこ炭酸もありそうだ。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

上から見るとこんな感じ。
決めの細かい泡が見て取れる。早く飲みたい。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

それではようやく試飲に移っていきたいと思います。
CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

本当は思いっきりグバーーーーーーーーーーっ!と飲み干したいところを我慢してまずは香りから。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
おぉー??!!
麦麦しさの中に甘い香りがっ!というのが第一印象。
もっとワイルドで土のような香りかと(どんな香り?!)思っていたら、意外にも上品な?感じ。
ホップの爽やかな香りもそこそこ感じられ大量生産ビールとしては上出来、と言いたくなるにおいだ。

それでは飲んでみます。
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
おぉーーー。
苦味ガッツリ荒々しさ!
最初の匂いでは繊細なイメージだったがワイルドオージーにしてやられたという感じ。
ガツンとくる苦味が第一印象。ある意味すげーいい。オーストラリア感超満載。

香りで感じた甘みはあまりありませんでした。やっぱり苦味が前面にある。
香ばしさもそれほど強くはありません。はい。
日本のビールよりもファーストアタックの苦味を強くして、それでいて後半まろやかにした感じ。
オーストラリアのこういった大量生産向けビールとしての非常にオーソドックスな味わいなのだと思う。
おそらく普段からこれらのビールを飲み慣れているオーストラリア人にとっての印象は非常に薄いものとなることでしょう。それはつまり裏を返せば悪いところが無いのだ。
オーストラリア人のビール大好な人たちはこれらのビールをまずいまずいとレビューする事がしばしばあります。
(日本人のビール通が、アサヒスーパードライをこき下ろすようなものかな?)

しかしはっきり言おう。
マジでウマイ!!

実は私これキンキンより少し高めの温度で飲んだのですがそうするとビールとしての香りがしっかり立ち上りました。すごくいいです。
苦味に話を戻すと、それは悪い方向の苦味ではない。そして全体の方向性はめちゃくちゃ良い。
昔はそれこそ、水のようにありがたみ無くだらだら飲んでいたが、今回改めて飲んでみてみなおしたよ。。ホント。カールトン君、キミはすげー旨味がしっかりあるビールだ。

でも、やっぱりこのビールに合うのはキンキンに冷やしてノドゴシでガンガン飲んでいくスタイルだと思う。

なんだか思ったことをだらだらと書いて長くなってしまいました。
すみません。
総評。めちゃくちゃ良いビールだと改めて感じた次第であります。
ということで、、、、。
ここに宣言しよう私はこれからもカールトンドラフトを愛し続ける!

ありがとうCARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)!
これからもCARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)!

CARLTON DRAUGHT(カールトンドラフト)

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