アサヒドライセゾン を飲んでみた

本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!

アサヒドライセゾン

アサヒ クラフトマンシップシリーズのドライセゾンです。

アサヒさんの挑戦の1つに「クラフトマンシップシリーズ」というものがあります。
これは年4回季節に合わせてビールを発表するというメーカーこだわりの大きな挑戦なのです!

とりあえず前置きやうんちくは極力無しで行きたいのですが最低限の知識だけ紹介させて下さい。。
このドライセゾンという製品の特徴は専用ホームページの言葉を借りますと、
・フルーティーな香りとホップの爽快な苦味
・上面発酵酵母を使用したフルーティーな香りが特徴
・シトラスホップを一部使用
・爽快な苦味がキメての厳選ホップは一部、手で投入
・「セゾン」の語源はシーズン。ベルギーとフランスの国境近くで夏に飲むために冬の時期に仕込まれたビールが発祥とされている。

とのことでございます
ちなみになんですが、缶に記載されるうんちくだけでは上面発酵かどうかはわからないんです。
(上面発酵酵母使用とは書かれているが、上面発酵で醸造されているかの記載はない。)
で、これアサヒビールさんにメールでお尋ねしてみました。
するとなんと丁寧にご返信頂きまして、実際に「上面発酵で醸造されています。」との回答でした。
更に頂いたご回答を引用させていただきますと
「本商品は一般のセゾンよりも発酵度を高めたことをドライと表現しております。発酵度を高めると飲みやすさがやや向上します。」
とのことです。
ご回答、本当にありがとうございました!!

実は私、恥ずかしい話で知らなかったのですが、そもそもこの「セゾン」というのもベルギーで生まれたがビールのスタイルの一つのようで、基本的には上面発酵が多いようです。

またこの「ドライセゾン」はコンビのみの限定販売。
2015年7月22日に販売が開始。まだまだ新しいビールです。

all right, anyway!
細かいことは抜きにして、ビールに迫っていくぜぃ!

缶の表側?
青メタリックが美しい。
フルーティーとある。
めちゃくちゃうまそうだなぁ。
原材料は麦芽とホップのみ。
アルコールは5.5%とある。

アサヒドライセゾン

背面。
うんちくが色々書かれている。
上面発酵酵母使用。
通常より1.3倍の長期熟成製法とある。
ほうほう。
これはまた美味そうだ。。。。
めちゃくちゃ早く飲みたい。

アサヒドライセゾン

上から見たらこんな感じ。
まぁ、これは普通か。

アサヒドライセゾン

グラスに注いでみる。
色合いは普通。ごくわずかに濃いめか。。

アサヒドライセゾン

上から見た感じ。
泡はメチャきめ細かくて持ちがよい。
立ち上る炭酸がかなり少ないが、これはキンキンに冷やしたせいでしょうか。

アサヒドライセゾン

まずは香りから。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
ほほ~。
あぁーいいね。
スッキリした花の香りとでも言おうか。すげーやさしくていい香りです。
もぅ、オーストラリアのエールとは全然違った感じ。
日本独特とでもいいましょうか。
私はこれをサトルセントと呼んでおりますが、非常に繊細かつ微妙。
ほんとうに優しい香りです。
すげー優しくて良い。

では飲んでみます。
いただきます。かんぱーい!

アサヒドライセゾン

「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」

「・・・・・・・!!!!???」

もっかい。。。

「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」

「ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
「うまーーーーーーーーーーーーぃ!!!!!」

なんだこれ~。

というのが感想です。

普段私オーストラリアビール太郎はオーストラリアのエールを飲み慣れているわけです。
それらはまさに花が咲きまくってすんげー香り高く、まるでジュースのようにジューシーなんです。

でも、これ、ドライセゾンは全然違う。

すげー日本式。
プレモルとは違った優しいフルーティネス。
香り加減。
すげー、優しい。ホント繊細。
誤解を恐れず言うなら中学生の時の恋を思い出させる。
それくらい繊細。

うまく言えないけど、大人になるにつれて純粋な気持ちを忘れ、ずる賢くなり打算的で人の幸せを喜べなくなり、それでも毎日生きていかなくてはならない現実が待っているので歯を食いしばって頑張る。
そんなすさんだ心にに中学生時代の純粋な気持ちを思い出させてくれる。
そんなピュアな香りをもつビールです。
(どんな人生歩んできてるのだお前!!ビール太郎は!!!!!(怒))

もう少しマジメに話すと、これは本当に爽やかで、それでも奇をてらったようなキツすぎるエール感を全く出していない。
麦芽は抑え気味でホップの香りを立たせました。それでも普段日本人が飲み慣れているピルスナー(普通のビールのことと思って下さい)から急にかけ離れすぎると「なんだこれは。」となってしまうため、あえて狙ってこれくらいに抑えたという印象を受けます。
泡はクリーミーでそれまでウマイ。
最後にはすごくいい意味できゅっとしまるごくわずかな酸味感があります。
苦味は強すぎずそれでいて輪郭が有りますのでまさにホームページでうたわれているよう「爽快な苦味」と表現するのがピッタリです。

もー、メチャンコウマイ。

昼間の暑い時に飲んだのであっという間にグビグビと飲み干してしまいました。
繊細なので間違いなく料理にも合うし、ビールだけで飲むのも最高にウマイです。
料理は魚とか、サラダが合うかな。

またここにアサヒさんの底力を感じました。
超大手ビールメーカー。。。。その恐ろしさを感じずには居られませんが、うまいものは素直にウマイと喜びたいと思います。
ドライセゾン、カンパーイ!

アサヒドライセゾン

ありがとうアサヒビール ドライセゾン!!
これからもアサヒビール ドライセゾン!!

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