タイガービール

オーストラリアビールガイドのブログ。
本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!!
タイガービール(Tiger beer)。

タイガービール

このブログ内で以前にタイガークラシック スペシャルエディション(Tiger CLASSIC Special Edition)というビールを紹介しました。
それは本日紹介する「タイガービール」のクラシックでかつスペシャルなエディションという位置付けに当たるもので、本来であれば先にオーソドックスなこちらのタイガービール(通常バージョン)を紹介するべきだったかも知れません。

ではなぜ先にクラシックエディションを紹介したかと言いますとお土産で頂いた為でありまして、詳しくはそのときの記事を見ていただきたく思っておます。

そのお土産でもらったクラシックエディションは缶ビールの3本セットであったため、一本残しておいて本日紹介するタイガービール(通常バージョン)と比べながらのレビューをしていきたいとその時ブログ内でも申しておりました。
そして、本日遂にその夢(というほど大げさではありませんが)が叶うことになるのです。
と、なるはずだったのですが、、。
なんと本日の為に残しておいた1本がある日誤って栓をぬかれてしまっていたのです。
残念ながら今回、2種類のビールを比べながらのレビューは不可能となってしまいました。
しかし、クラシックエディションの味わいはまだ鮮明に脳裏に焼き付いておりますのでその味を思い出しながら、今回紹介するタイガービール、いってみたいと思います。
本日はタイガービールのメーカー説明であったり周辺事情は抜き。
(少しは前回のクラシックエディションのページで説明しておりますのでそちらを是非どうぞ。)
早々にビールの紹介へといってみたいと思います。
まずはいつもの通り外観から見ていきたいと思います。

タイガービール正面。
タイガービール
メタリックブルーとでも言いましょうか、人目見て一瞬で銘柄のわかるビール。ここまでのブランドイメージを作り上げるのは容易なことではないでしょう。
非常に美しくかつ特徴的なデザイン。
虎の絵に、Tigerのレタリングがイカスぜぃ。

裏側。
ラベルは日本語のものに置き換えられている。
アルコール度数は(見にくいですが)5%とある。
麦芽とホップの他に糖類が使用されていると書かれている。
タイガービール

栓はこんな感じ。
虎の絵が非常にカッコいい。オーストラリアのビールのように手で栓を抜くことはできず、栓抜きが必要。
タイガービール

それではグラスへ。
泡を作りやすいように激しめに注いでみる。
おぉ~。かなりのペールカラーではないか。
チラチラと細かな泡が立ち上る。
タイガービール

上から見た泡はこんな感じ。
表面上はややラフな泡があるもののその下はしっかりと細かい泡を形成。
見た目もいい感じだ。
タイガービール

ではまず香りから。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」
おぉ~。
一般的なラガービールの香り。麦芽の香りもほどよく感じられます。
とても安心感があることに加え、以前紹介したクラシックエディション的なプレミアムビールを思わせる香りが微かに混ざっている。
これがきっとタイガービールの特徴となる香りなんだろうなぁ。

飲んでみます。 「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
ぉぉ~。
日本の典型的なピルスナーとはまた違った印象をうけます。
非常にスッキリとした飲み口が第一印象でした。
芳醇ふくよか系では全くなく、ストレートで澄んた味わい。
それでも麦芽の旨みはそこそこありやや甘い。
また、実際の温度は別にして「冷たい」と言う感じをうけます。クリーンな作りがこの印象を生んでいるのでしょうか。
苦みは飲み始めにはほとんど感じずに、飲み終わりに優しいそれがやって来ます。
そっと苦味を置きました。そんなところか。
そのいっぽうで全体的には鋭い味わい。
アルコール感はそれほど高くないが「スキンッ!」っとくる鋭さが心地よいです。
日本のものとは方向性が若干異なりますが、癖がなくストレートな味わいはやはり日常毎日飲むビールとして申し分ない、万人に愛される味わいだと感じます。
ラガービールとしてものすごく完成された味。さすがとしか言いようがありません。
以前のクラシックエディションはやはりプレミアムビール。こちはら一般的なラガービール。
しっかりとセグメンテイションされていることが味に表れています。
大変大変満足いたしました。

ありがとうタイガービール!
これからもタイガービール!

タイガービール

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