オーストラリアビールガイドのブログ
本日紹介するビールはこちら。
ジャカジャン!!
「アサヒスーパードライ ドライブラック」
です。
はい。
アサヒさんは今でいうと熟撰、昔はザ・マスターやザ・エクストラなど素晴らしいビールを作ってらっしゃるのに、特にザ・マスターは過去にないくらい素晴らしいビールだったのに、ドライ系はどうにも好きになれず※、その結果、普段はプライベートでアサヒさんのビールを選ぶことは少ない私ビール太郎。
※スーパードライは日本食に合わせやすい素敵なビールだと思いますが修行不足の私にはその良さがまだわからないでいます・・・。
それでもスタウトをはじめとした黒ビールが大好きなので今回はこちらの「アサヒスーパードライ ドライブラック」を挑戦してみました。
飲む前、めちゃ期待しております。
ちなみにアサヒさんの言葉を借りますと、
“ビアホールの本格感が楽しめるビアホール仕立ての黒ビール※です。”
“※当社が考えるビアホールの黒ビールの味わいを目指したものです。”
とある。
ん~、このビアホール仕立てというのがよくわからないのですがまぁ、そういうことなんでしょう。
また、
”ロースト麦芽、カラメル麦芽由来の本格的な黒らしさ、クリーミーな泡がお楽しみ頂けます”
とあるのでこの点に関してはさらに期待しております。
それでは外観から本ビールに迫っていきたいと思います。
↑正面
ちなみに裏面も全く同じデザイン
↑横。ふつう。
あー、ピントが合ってないね。
↑反対の横。
アルコール5.5%。
麦芽の他に「麦芽エキス」の表記があります。
また副原料に米と、コーンとスターチが使われてます。
はい。
↑うえ。
ゴールドカラーで高級感を演出か。
↑そそぐ
最初は勢いよくうりゃーーーっと!
↑そそいで上から。
泡の感じはとてもいい。非常にきめが細かいぞ。
ギネスのようにはいかないまでもかなりクリーミーかつ厚めの泡が図太いレイヤーとして現れる。
また、泡はかなり長いことその形状を保ち続ける。
いい感じじゃないか。。。
色はめちゃくちゃ深いルビー色。
炭酸はあまり立ち昇らず。でも黒ビールってそんなものかな。
見た目だけからはかなり期待できる。まさに、いい。
それでは実際の味わいの前にまずカオリから。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」(「アサヒスーパードライ ドライブラック」を香る)
ん?
アロマティックな香りが全然ないぜぃ?
もう一回。
「クンクン。ス~~~~ッ(鼻から息を吸い込む音)。」(「アサヒスーパードライ ドライブラック」を香る)
んー、やっぱり立ち昇るものがない。
冷やしすぎかなぁ。。。。
モルティー感もホッピー感もないなぁ。。。
心を閉ざしている感じが否めません。
とは言え、味わいは超絶なのかもしれません。
期待して飲みたいと思います!
↑それでは、いただきま~す。
かんぱーい!
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
????ん?
もっかい、
「グビっ!ズビズビズビ、、、。ごっくん。。。スーン(鼻から息を 抜く音)。」
あー、軽い。軽り~なぁ~。
全然黒の味しないじゃん、これーあー。
というのが第一印象。
調べてないのですが飲む前からこれは下面発酵のビールだと疑っておりませんでしたので、そもそもギネスのような味わいは期待しておりませんわけです。
ですからまぁ、そういった香りはないにしても、もう少しローストしたフレーバー、香ばし感というものは少なからず期待していたわけですよ。
でもそういったのも全くありません。
着色してるだけじゃないの?というくら、黒い感じが全くしない。
めちゃくちゃ期待を裏切ってくれる。
でも、スーパードライっぽい軽さはやはりそのまま。
スーパードライなわけですからモルトがどうのホップがどうの香りがどうのなどと言ってはいけないものなのかもしれません。
最初泡を見たときは若干期待いたしましたが、見事にその期待を裏切ってくれました。
ありがとうございます。
それでもあえて言うならば黒ビールというのを忘れて、でも色は黒いから雰囲気だけで、強めに冷やしてのど越しでがぶがぶ飲む。
または料理に合わせて飲む。あくまでも黒ビールではなくてただ色が黒いだけのスーパードライとして。
そう考えれば、商品名に偽りなしですな。
今回はきっと体調が悪くてこの製品の良さを感じ取れなかったに違いありません。
機会があればぜひとも第2回目も挑戦してみたいと思います!
ありがとう「アサヒスーパードライ ドライブラック」!!
これからも「アサヒスーパードライ ドライブラック」!!