オーストラリアビールガイドのブログというタイトルで始めたのに、日本のビールの紹介ばったりだったけど(笑)、今回は初めてのオーストラリアビールの話を。
まぁ、普通は一発目はオーストラリアビールの紹介だろとツッコミを入れられそうですが、このブログ第1回目の記事がサッポロ黒ラベルだったもんね。
で、今日紹介するのは。
オーストラリアビールの紹介第1回目にふさわしいこちら。
ジャガジャン!
フォスターズラガー
出ました。フォスターズラガー。
オーストラリアを代表するビール会社フォスターズグループの名前が付いたビールですよ。
例えば私の名前が太郎だとすると、「太郎酒造の太郎ラガー」とおんなじことですよ。これ。
そんなすっげー贅沢な名前がついたビール。
もう一度言っちゃお。
フォスターズラガー。
日本でも最も入手しやすいオーストラリアビールだと思います。
スーパーには置いてませんがちょっと大きなデパートにはだいたい置いてあったりしますよね。
さて、オーストラリアビールガイドのオフィシャルサイト内、フォスターズラガーのページではまぁ~なんだかエラそうなこと言ってるわけですよ。
やれ、麦芽がどうのホップがどうの、バニラの甘みがうんたらかんたらとか。
このブログはそういうの抜きにして語りましょ(笑)。
ぶっちゃけめっちゃフツーのビールですね。これ。
でも決してまずくない。
うんちくは抜きにしたいが麦芽感程よくあると思います。麦っぽいワイルドな味。いや、ホントワイルド。
たぶん日本のビールにしか慣れていない方には若干このワイルドさが鼻につく。やっぱ日本のビールのほうがいいとなるかもしれません。
でもキンキンに冷やして飲むとのどごしグンバツ!めっちゃグビグビいけちゃう。ワイルド麦芽感はかなり抑えられると思う。
このビールは美味いとかまずいとかじゃないと思う。
これはオーストラリアビールの代表というか、オーストラリアそのものなのだから感じなきゃダメなのだ。
これがオーストラリアなのだ!的に。
1888年にアメリカからオーストラリアにやってきたフォスターズ兄弟によって醸造が始まったのだ。
アメリカ人ってところが引っかかるが、、、。
メイドインオーストラリアだけど、バイアメリカンスピリッツかよ!とツッコミを入れたいところだが。。。
しかも、そのあとフォスターズ兄弟はアメリカに帰っちゃうし、、、、、。
いやしかし初めて醸造されていらいず~~~っとオーストラリアにて作られてきているからこれはもうオーストラリアの歴史そのものだと言っていい!(言い過ぎ)
見た目的な所に話を移すと、ビールはキンキンに冷やすとグラスに注いでも泡が全然無いよ。(シュン、、。)
でも、味は上記の通り。
ビールカラーは、、、、。
良く言えば「美しいペールゴールデンカラー。」なんか、しゃらくせー。
悪く言えばション○ンカラーだ。下品だ。やめよ、、。こういうの。
やっぱりオーストラリアを感じるならグラスに注いじゃダメだ。
瓶に口をつけて直接グビグビ飲まなきゃ。
それでこそ、オージーだ。僕日本人だけど。
この瓶がまたイケてる。
ラベルに描かれているカンガルーちゃん。なんと真っ赤。メタリックレッドっていうの?
さらにカンガルーの上に描かれている南十字星。
これもイケてる。センスある~~~。
これが日本でもオーストラリア国内的に安く売っていれば箱買いして冷蔵庫にぎっしり詰めてガンガン飲んじゃうんだけどね。
日本ではやはり少し高いのでたまにしか飲めない。
しかし、それがまたいいのかな。
これ飲んで「あぁ~~~ウメーーーー!」って言えるようになれば立派なオージーでしょうか(笑)。